藤井からすみ店では、全ての製造工程を手作業で行っております。特殊な包丁で取り出した卵巣を約一週間塩漬けにし、その後丁寧に塩抜きします。塩抜きはからすみ作りの一番難しい工程で、昔から秘法とされてきました。塩抜きの終わったからすみは、成形し表裏を返したりしながら均一に乾かす作業を繰り返します。
こうして、20日から40日程で、からすみが出来上がります。

からすみパウダーは手間暇かけて、長期熟成乾燥（乳酸発酵）したからすみを、手軽に使用できるように加工しました。風味や香りが引き立つ逸品です。パスタはもちろん様々なバリエーションのお料理でお楽しみください。
生からすみは、熱々のご飯に乗せてお茶漬けにしたり、パスタ・カナッペなど程よい塩味が料理のレパートリーを広げます。

藤井からすみ店は、大正2年に初代藤井国蔵が長崎市築町にて創業しました。
昭和37年に長崎市北浦町（茂木漁港）に工場を開設、令和2年に長崎市戸町に第2工場を開設しました。